適正とは、何だろうか。
自分にとって適正なもの、丁度いいもの、身の丈にあっているもの、必要なもの。
日々のあらゆる選択で、そのことがふと頭に降りてくる。
何を選ぶのが、自分にとって「違うこと」ではないのか。
「正しい」こと、というのとはちょっと違う気がする。
それはそのとき、自分がどんなステージにいるか、どんなものを求めているかによって変わってくるだろう。
だが、ひとつ思ったのは、常に自分の身の回りを、心地いいもので埋めておけば、その時々の選択を間違うことはないのではないか、ということだ。
どんなものを持っていれば、気持ちが満たされるか。
どんな人を一緒にいるときの自分が好きか。
どんな話を聞くのが楽しいか。
どんなことをしているときに自分は喜んでいるのか。
そういう何気ない、日常の些細な気持ちの変化を、誰よりも自分で把握して、覚えておくことが大事なのではないだろうか。
そのためには、まずは経験が必要。
そして冷静に振り返るための時間と、安心して過ごせる空間が必要。
沢山外に出よう。
そして歩こう。
意識して自分の時間を作ろう。
自分の声を素直に受け入れよう。
肉体がある限り、どうしてもずれたことをしてしまったり、間違えたりするけれど、
なるべくまっとうでいるために。
そして人を大切にできる自分でいるために。
適正さを心がけて生きていきたいものです。